INTERVIEW #

23

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信じた道を気合で突き進む

安田美和さん(meeelash)

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2023.01.11 UP

朝日本町の住宅街を歩いていると、小さな看板がふと目に入る。2017年にオープンしたアイラッシュサロン※1「meeelash」だ。自宅を改装し、リユース品を活かして作られたという店内は、センスのある洗練された雰囲気が漂っている。「もうすっかり氷見弁が染みついていて」と笑顔をみせるオーナーの安田さんは、もともと関西からの移住者である。こだわりが詰まったサロンにて、開業の経緯や、子育てと創業の両立について想いを伺った。

取材・文 / 一川有希

アイラッシュサロン創業のきっかけを教えてください。

安田:もともと美容関係にはまったく興味がなくて、普通の主婦をしていました。約16年くらい前に友達に誘われて初めてまつ毛サロンに行ったとき、オーナーの方から「絶対にサロンをやったほうがいい!」と薦められて。友達4〜5人くらいに来てもらえたらいいかな、と気軽な気持ちで始めたんです。同じタイミングでシングルマザーになりました。「今後の働き方を考えたときに、子育てと仕事を両立できるのはまつ毛しかない。主婦の小遣い稼ぎではなく家でサロンを開こう」そう思い、そこから3年間専門学校に通いました。卒業してから4ヶ月後、ようやく自宅でサロンをオープンすることができました。

※注1:まつ毛エクステンションやまつ毛パーマなどのサービスを提供する専門店


子育てと勉強の両立はいかがでしたか?

安田:めちゃくちゃハードでしたね、ひどかったですよ本当に。「心身ともに健康に産んでくれた親に感謝や〜」って思いながら過ごしていましたから(笑)。生活費を稼ぐためにバイトもしていたので、朝5時に起きてフル活動して、夜中の1時に寝るみたいな日々でしたね。クレープ屋さん、弁当配達、納骨堂などいろんな所で働いて、とにかく休みがなかったです。でも体力的な面よりも、子どもを家に残していかなきゃいけないことの方がしんどかったかな。「せめて夜ご飯だけは一緒に食べよう」って、必死でした。

その代わり、家でサロンを始めてからは、たくさん尽くしましたよ。送り迎えとかわがままも全部聞いたので、これでもうチャラでしょって(笑)。高校最後のお弁当も涙ぐみながら作ったりして、仕事も子育ても全力を振り絞ってやれたと思います。

meeelash オーナー安田さん

相当気合と体力が必要な日々だったかと思います。

安田:いや〜本当に気合で乗り切った3年間でした。私自身、あまり風邪を引かないタイプですけど、資格の実技試験が終わった瞬間に熱が出て、その1ヶ月後の学科試験の後にも同じように熱を出しました。思わずインフルエンザを疑ったくらい、ただの風邪で熱を出したことが信じられなくて。自分では気付かなかったけど、やっぱり疲れが溜まってたんやな〜って感じました。


お子さん達もお母さんのことを応援してくれていたんじゃないですか?

安田:男の子2人なのであまり言葉はなかったけど、なんとなく応援してくれているのは感じていました。資格試験の時に、落ちるわけにはいかないと必死で勉強していると、「あんだけ勉強したんやったら落ちるわけないやん。どんだけの確率で落ちるん?」みたいなことを次男が言ってきて。「せやな。お母さん、こんだけ頑張ったなら受かるわな」って、なんだかスッキリしたんですよね。そういうちょっとした言葉が支えになりましたし、ちゃんと見てくれていたんやなあ、って親ながらグッときました。


まつ毛以外の道を考えることはなかったですか?

安田:その当時は「もうまつ毛しかない!」と一直線でしたね。走っている感覚もなかったです。ゴールを追いかけることがとにかく楽しくて、不安要素は1ミリもなかったかな。考えすぎると逆にタイミングを逃してしまうと思うんです。しんどい時もありましたが、「いまより絶対よくなる!」と、そこだけをひたすら考えて行動していました。

meeelash サロン

現在では、よもぎ蒸しや眉毛パーマなどまつ毛以外のメニューも展開されているんですよね。

安田:そうです。特に「ハリウッドブロウリフト」という眉毛パーマが人気ですね。眉毛の毛流れを矯正して整えることで、垢抜け感を出すことができます。全国的にも人気の施術で、最近では男性も来てくれています。
でも、昔からあるまつ毛エクステも相変わらず人気ですよ。かわいいし、盛れるし、化粧が楽になるし。この間も「選挙の手伝いをしにいくから!」って60歳の女性がまつ毛エクステを付けていかれました。いつまでたっても女性としておしゃれをし続ける姿は素敵ですし、なんだか憧れますよね。そんなサポートをしていけたら、うれしいです。


安田さんのモチベーションになっていることは何ですか?

安田:やっぱりお客様ですね。施術の時も、都会で流行っている美容法などを教えてもらっていて、たくさん刺激をもらっています。あとは、氷見ってまだまだ美容サロンの数が少ないじゃないですか。だからこそ、ほかの店舗よりもはやく新しいニーズや流行りに応えていけたらいいなと思っています。Instagramで情報収集するのがすっかり日課になっていますね。



もともと関西出身ということですが、移住者として感じる氷見の魅力はどんなことがありますか?

安田:氷見って、とてもつながりがある場所ですよね。私もよくお客様がやられているお店に遊びにいきますし、そういう顔のみえるつながりや関係性を大切にされる方が多いと思います。もし都会に住んでいたら、こんなにもいろんなお店で知り合いをつくることはできなかったんじゃないかな。今後はつながりを活かして、みんなで力を合わせて応援したり、何か新しいことができたらいいですね。


これから氷見で創業したい方へのメッセージをお願いします。

安田:まずは楽しむことですね。夢中になって動いているときって、無敵じゃないですか。
本当にやりたいことがあると、もう動かずにはいられない!って状態になると思うんです。
私は悩んだらやらないって決めているくらい、夢中で取り組めるかを大切にしています。子ども達にも「あんたが楽しいって思っとることしてたら、きっとうまくいくんちゃう」っていつも言っています。あとは気合ですね。楽しみながら、気合で乗り越えていった経験が、いまの私にも結びついています。

氷見市のアイラッシュサロンmeeelash 安田美和さん 眉

meeelash

住所 / 富山県氷見市朝日本町21-34
営業時間 / 9:00〜20:00
定休日 / 無休
TEL / 080-4256-2134
駐車場 / 近隣

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