INTERVIEW #

01

氷見の街・文化・人が作ったラーメン

伊藤龍司さん(氷見ラーメン)

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  • Iターン
  • ラーメン
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2020.03.26 UP

氷見の街中を流れる万尾川のほとりに一軒のラーメン店がある。「氷見ラーメン」を名乗るそのラーメン店は、その看板に偽りなしの氷見の文化や食材をふんだんに詰め込んだ独自のラーメンで、多くの人の舌を唸らせてきた。もともとは、氷見ではなく、お隣の金沢出身であるという店主の伊藤さんに、氷見の街でどのようにラーメン店を営んできたのか、その足取りを伺った。

取材・文 / 坂本是広

– 伊藤さんの出身は金沢ですよね。 地元の金沢ではなく、なんで氷見でラーメン店をやろうと思ったんですか?

伊藤:元々、氷見市内の別のラーメン店で働いていて、その時から氷見市でラーメン店を開業したいと思ってたんです。金沢は、ラーメンに限らず、様々な飲食店や、観光に関するコンテンツ、とにかくモノ・コトに溢れていたんですが、氷見にはそれらがほとんどなかった。だからこそ、氷見の街で新しい価値を提供することに魅力を感じたんです。まだまだ氷見にラーメン店は、多くなかったですし。

– しばらく氷見に住んでいたとはいえ、慣れていない土地でお店はすんなり始められたんですか?

伊藤:最初はとても苦労しました。今思い返せば、お店を始めた当初はおいしくなかったかもしれません(笑)。地元が金沢の私が『氷見ラーメン』の看板を出すことへの反発も正直ありました。ただ『氷見』という地名を店名に入れるからには、もっと氷見のことを知ろうと図書館にこもって氷見の歴史・文化を勉強して、それをアイデアとしてラーメンに取り入れて独自の味を追求していきました。すると少しずつ地元のお客さんからの反応も変わってきて、「最近うまなってきたねか」などと声をかけて頂くことも増え、それがとても嬉しかった。

看板メニューの氷見ラーメン。

– 「氷見ラーメン」「上庄ラーメン」「祇園ラーメン」などと、他のラーメン屋では見られない名前のラーメンがメニュー表に並んでますが、これらのラーメンはどうやって生まれるんですか?

伊藤:氷見の地名や氷見の祭りにちなんだ名前をラーメンにつけています。それらの文化をラーメンの上でどうやったら表現できるかを考え、その中で自分が理想とする味をとにかく追求した先に、自分が納得いったものだけをメニューとしてお出ししています。それが結果として店の個性に繋がっているかなと思います。

– これからこの氷見の街で、この『氷見ラーメン』をどんなお店にしていきたいですか?

伊藤:氷見には色々なおいしいラーメン店がありますし、これからもっと氷見にラーメン店が出来て、より氷見のラーメンが盛り上がって欲しいと思っています。氷見の名物として、ブリや氷見うどん、氷見牛と並んで氷見のラーメンがあがる日がいつか来るといいですよね。

当店「氷見ラーメン」に関しては、まずは、お客様に喜んで頂けるラーメンを提供し続けること。まだまだ完成形じゃないんです。普通、お客さんってその店に満足しなかったら、何も言わずに行かなくなるじゃないですか?でも、氷見の人って、厳しい意見もちゃんと言ってくれる。だから私はよりおいしいラーメンを追求し続けられるし、そういう厳しい意見をくれた方々が、今では常連になってくれていることにとてもやりがいを感じます。この温かさこそが、氷見の魅力なんじゃないかな。

氷見ラーメン

住所 / 富山県氷見市丸の内12-7
営業時間 / 11:30〜14:00(L.O. 13:30) 18:00〜3:00(L.O. 2:30)
定休日 / 月曜日
TEL / 0766-72-1813
HP / http://kst-corp.jp/himiramen/himiramen

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