INTERVIEW #

06

氷見の人口減少を止める宿

松木桂太さん(移り住みたくなる宿 イミグレ)

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2020.03.27 UP

氷見市街から少し能登方面へ車を走らせた、湾岸沿いに『移り住みたくなる宿 イミグレ』はある。ガラス張りにした壁面からは、海面に望む世界三大景観の1つである、富山湾越しの壮大な立山が望め、氷見の『食・景観・人』を味わいに県内外から人々がやってくる。まだ若いオーナーの松木さんに、『イミグレ』にかける想い、氷見にかける想いを伺った。

取材・文 / 坂本是広

– 松木さんは、氷見市内で事業を営む人の中でも一際若いですよね。まずは簡単に事業を起こすまでの松木さんのお話を聞かせてもらえますか?

松木:氷見出身で、高校までは氷見にいたのですが、大学進学で大阪に行き、新卒で船井総研に入社しました。船井総研では、全国のホテル・旅館向けの経営コンサルタントに従事していたのですが、ずっと熱中できるもの、夢中になれることがなく、人生に物足りなさを感じていました。

– 企業経営の大変さを知っているコンサルティングから起業家になるには、プレッシャーもあると思います。それでも起業しようと思ったのは何でですか?

松木:『2040年消滅可能性都市』というものがあります。これは全国の約半数の市町村が名前を挙げられた、人口減少に伴い、行政機能が保持できない可能性がある市町村のことです。氷見市もこれにもれなく該当しているんですね。僕はやはり氷見に愛着がありますし、どうしてもこの問題を見過ごすことができなかった。「氷見の人口減少を止めたい!」と本気で考えたことがきっかけになって起業することに繋がりました。自分ができることを考えた結果、氷見に移り住みたくなる場所を作ることができるのではないかと考え、氷見の素晴らしい食と景観を提供する宿を始めるに至りました。

『イミグレ』から望む富山湾越しの立山。取材時の夕刻の淡い立山も美しかった。

– 松木さんにとって氷見ってどんな街だと思いますか?

松木:未編集で洗練されていないものが多いと思います。残念ながら観光地としては、一流とは言えないですし、観光地としての成功は難しいとも思います。その中で、独自で戦っていく術を見つける必要があると思うので、日々模索しています。

– これから「イミグレ」が、また氷見がどんな場所になって欲しいか、展望を聞かせてください。

松木:「氷見の人口減少を止める」ということは簡単なことではありませんが、決して諦めずに、模索を続けることできっと道は開かれると思います。氷見にはまだまだ広く伝わってない良いところもたくさんあります。少しでも氷見の魅力を届けられるように今後も『イミグレ』は、挑戦し続けていきたいと思います。

移り住みたくなる宿『イミグレ』

住所 / 富山県氷見市小杉232-1
TEL / 0766-92-2200
HP / https://www.imigre.jp
営業時間 / 詳細はウェブサイトをご確認ください。
定休日 / 火・水曜日

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