北の橋のすぐそばにある、3階建ての防災ビルをリノベーションした建物に、人が入ったり出たりしています。こちらは、1階がスープ屋さん「スープはやし」、2階がカフェ、3階はゲストハウスになっています。そのおしゃれな空間に、通りがかる人は誰もがオッと立ち止まります。
被災後、静かになってしまった町ににぎわいをと、スウプはやしを中心に、大黒屋、どんたくなどの周辺施設が一緒にこのイベントを企画されました。この日は、手づくりの焼き菓子、オーガニックコーヒー、焼き芋やぜんざい、ぶり大根、新鮮なお野菜、もちろんスープなどが販売されていました。
あちらこちらから人が集まってきて、元気にしてた?地震大丈夫だった?などの会話が聞こえてきます。あの日から初めてこんな風に外へ出た、という方もいらっしゃいました。なんとなくふさぎ込む日が多かったけれど、人に会って会話することで心強くなれて、元気をもらえました。
きたのはしマルシェの皆さん、あたたかい企画をありがとうございました。