今回は、氷見駅から徒歩3分程の所にあるたこ焼き・今川焼のお店「山代屋」です。山代屋というよりも「長たこ!」の愛称の方が親しみがあるのではないでしょうか?なぜ長たこなのでしょうか?おかみさんにお話しを聞いてきました。
創業47年、来年1月で48年目に突入するお店。
女将さんがまだ若かりし頃、赤ちゃんをおんぶしながら氷見本町に当時あった今川焼のお店「山代屋」まで散歩に行き、よく買って食べていたのがきっかけ。山代屋さんはおじいちゃん、おばあちゃんがやっていたそうで、何かやってみたい!と思っていた女将さんが後を継ぐことに。近所の方々が「たこ焼きもやったらいい!」と助言をくれたそうで今川焼とたこ焼きを販売することになったそうです。
なぜ、「長たこ」と呼ばれるようになったのか?長さんというお名前(姓)から自然にそうように呼ばれるようになっていったそうです。
女将さん一人でこのお店を立ち上げて、独学でたこ焼きの勉強をされたそうです。最初は試行錯誤の繰り返し、繰り返しの毎日…。
この年季の入ったたこ焼き器、初めは2つの鉄板で作っていたのが5つまで増やし、毎日沢山のたこ焼きを焼いています。「おんなじことをずっとしているだけ…」と笑いながらお話ししてくれた女将さん。それが一番大変なことだと思います。変わらぬ味をずっと続けていくことがどんなに大変なことでしょう…。
旦那さんが定年退職されてからは、二人三脚でこのお店をされています。とっても仲良しなんですよ!素敵ですね。
私Tの祖母の家が氷見駅近くだったということもあり、長たこには小さい頃からよくお世話になっていました。「あら~もうこんなに大きくなられて~」と昔話に花が咲いてしまいました笑
自分の小さい頃を知っていてくれるって嬉しいものですね。
昔懐かしの緑のパッケージ。
一皿350円也。15個も入ってこの値段は安すぎるでしょう!
昔なつかしのこの味。本当に変わらない味。一気に昔にタイムスリップしてしまいました。昨今は、コンビニやスーパーなど便利なお店が沢山増えてきましたが、このようなお店はなくなってほしくないものです…。これからも、どんどん氷見の良きお店を紹介していけたらと思います。
おまけ!
今川焼にはあんこが命ですが、お店では金時豆も売っていました。これが最高です。絶妙な甘さと硬さですよ!
私がお話しを聞いている間、ずっとお客さんが絶えませんでした。お子さんからご年配の方まで。たこ焼きはどの世代からも愛されていますね!ちょこっと今日のおやつにいかがですか♪夏期にはかき氷やソフトクリームも楽しめますよ。
たこ焼・今川焼 山代屋
住所 / 富山県伊勢大町1-4-6
TEL / 0766-72-5354
定休日 / 木曜日
営業時間 / 14:30~19:00頃まで